ようやく新しい生活に慣れて来たかな、というところです。少し時間が出来るとびおらを奏きます。もう少し時間があると絵やブログに回せるのですけど・・・なんとかならんかなぁ。  by 村尾 素

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びおらのCD
カテゴリ:びおらのおと( 71 )
さっぱり
14日は、人前で奏くといっても公開の演奏会ではなく、仲間うちうちのコンサートだったのでした。とはいえひとさまに聴いてもらっているわけですから、自分の気持ちでは本番にかわりありません。

出来は一言で言って「サッパリ」だった気がします。実力相応、と書いてしまうと何やら捨て鉢のようにも聞こえますけれど、練習のとき、「こういうふうになったらまずいなぁ」と思っていたことがすべて出てしまいました。(「すべてを出し切りました」って、普通はすごく良い意味なのだけど。)

自分なりに次回の課題と思ったのは、どんな場合でも遅くとも演奏の1時間前には到着していることと、テンポを守って奏く、の二つ。

ウォームアップ無しで奏いたのははじめてで、奏いていてとにかくしんどかったです。そしてテンポ。いつも独りで奏いているので、実際、練習のときから一番気がかりだったのですが、やっぱり不安的中。もっともっと注意を払っておかなくてはなりませんでした。

先生に指導してもらうのもいいのですけれど、自分で身にしみて分るというのはまた別格です。忘れたくてもなかなか忘れませんから。そういう意味ではほんとうに有難い勉強をさせてもらった一日でした。

それでその日は良かったのですが、土日の片方をすっかり遊んでしまったので、あくる日の日曜日はまた違った大変な日になったのでした。実際、用事が山ほどあって、どこから手をつけたらいいんだろう・・・と朝ついぼーっとしていたら牛乳瓶を割ってしまい、朝ごはんもそこそこに後片付け。自業自得とはいえ、ぐすん。

そのあとは、洗濯、掃除(トイレと外回りも)、靴みがき、草むしり、それから手洗いでなくてはいけないものを洗い、よれよれになったパンジーを抜いて(半年以上も咲き続けてくれてご苦労さん)、回収に回す段ボールを束ね、本箱の整理(なかなか本が捨てられない。さぞすっきりするでしょうに。)その間も、にわか雨が降ったりするので洗濯物を入れたり出したり、電話三回に宅配二回(平日いないので土日に多し)。どたばたどたばたしていたら、あれっもうびおら奏く時間が無いや。。。(泣)

ちょっと追いまくられ気味だったけれど、良い週末でした。
びおらは明日必ず奏きます。
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by muraom | 2005-05-15 22:26 | びおらのおと
本番まであと・・・
平日はほとんど奏けないとすると、この週末が勝負。
と思っていたのに、掃除・・・やら、寒いなぁ・・・やらで、
結局一日だらだらと過ごしてしまいました。
猛省。

それでも、奏くことはいくらか奏いたのだけれど、スピッカートが。。。
一音一音、きれいに、粒をそろえて、
しかもリズムを守って正確に奏くのって難しいです。

モーツァルトのヴィオラパートは、こういう刻みが多い。だから
この機会によくさらっておけば、先々きっと役に立つ、と思います。

明日また奏いてみよう。
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by muraom | 2005-05-08 00:09 | びおらのおと
Lesson op.50
久しぶりのレッスン。そして久しぶりのエントリです。
勤め始めてから、毎日の練習時間は格段に少なくなり、ときには一日二日空いてしまうこともありましたから、出来がとても心配でした。それだけに、「だいじょうぶ。ヘタになっていないですよ♪」と言ってもらえて、とにかく安心しました。

続けていてもそう易々と上達するものではないのに、止めると途端に落ちて行くばかり。ヴィオラに限らず、大抵のものはそうなのかもしれないけれど。ふと、そういえばシジフォスがしていたことと似ているかもしれん、と思いました。ただ、彼のそれは罰だったのに比べ、こちらは嬉々としてやっているのだから世話は無いなぁ。

「30分ずつでもいいから、できるだけ毎日、ね」と励ましてくださった先生。頑張ります。できるだけ。(泣)

今日は、サルタートのレッスンの一環として、右手の中指と親指だけ使って奏くというのをしました。二本の指だけでちゃんと鳴らさなくてはいけないのですが、これがなかなかつらい。腕の上側の筋肉がつりそうになります。その後弓を小指で押し出したり支えたりの練習。これもけっこう大変。普段手や腕はよく使っているようで(右利きです)実は案外使えていないところがたくさんあるんだなぁと実感しました。

それから、14日に奏くかもしれない「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を。
あまりにも有名なこの曲のケッヘル番号は525。意外に思えるくらい後期の作品で、「ドン・ジョヴァンニ」と同時期にあたります。父レオポルドが体調を崩し、また経済的な悩みもあって、モーツァルトの生活に影が宿りはじめたころ。でもこの音楽はそんなことを微塵も感じさせず、自由で伸びやかで楽しげです。

でもそれは、そういうふうに奏いてこその話で。

最初の2小節をみっちり教えてもらいました。弓の使いどころ、力の入れ方、抜き方、弓の返し方、などなど。それから中間を少し。そしておしまいをびしっと。

つくづく、楽譜通りに奏かなくてはいけないのだけど、楽譜通りに奏くだけでは音楽にならないのだなぁと。そして、最初と最後が肝心ということも。

ともあれ、あとは練習あるのみです。
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by muraom | 2005-05-05 23:13 | びおらのおと
Lesson op.49
どうしても区切りのレッスンを受けておきたかったので、3月31日に無理にお願いして見ていただきました。といっても特別なことは何もなくて、いつも通りの内容。

まずKayser#19。「シンコペーションをもっと明瞭に」という注意のみでOKをもらいました。この後継続してサルタート、さらにスピッカートで奏くようにと言われ、サルタートの奏き方の練習を。これが難しかったです。余分なところに力が入っているとまるきりうまく行かない。相当練習を積む必要がありそうです。

次にKayser#18。これはもう音程がくわくわ。でも、音程については普段先生はそれほど時間を割きません。ちょっと一緒に奏いて、もう一度さらっと奏くくらい。おそらく音程は自分で何とかするべきもので・・・ほんとうはレッスンまでに何とかしておくべきものなのだろうな。(汗)

この曲は後ろ1/3の転調したところの音程と重音。ここが決め所なので丁寧に何度も見ていただき、さらに最後の箇所も含めて重音の奏き方を教えてもらいました。単音よりもっと弾き出しがカンジンなので、それには弓を一旦完全に弦の上に置き、そこから弾きはじめるのがポイント。それから、三重・四重音の前と後ろの音が離れないように、そしてよく鳴らすこと。左手は素早く、軽く・・・うぅ、むずいぃ。でも重音が決まると、体操の着地が決まったように爽快なのは間違いないので・・・コケるとほんとうにコケてしまう。曲そのものが・・・何度もさらうのみです。

あと、「高い音では特に弓を充分に使うように」さらに「三連符をいつも意識して(二拍子や四拍子に聞こえないように)」という指示で、この曲も一応あがり。(大負けのおまけ?!)

宿題は#14、#15、#22の三曲。ということで、次の課題はトリルです。


最後に、今度第九にチャレンジするかもということで、2、3ヶ所奏き方を教えていただきました。前のチャイコフスキーのときほどビックリされなかったところを見ると、そこそこ技量があがったせいか、ベートーヴェンだからか、それとも呆れられただけかしら・・・そこは聞き漏らしました。
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by muraom | 2005-04-03 15:07 | びおらのおと
積み重ねて・・・
4月になって、自分のびおらは三年目に入りました。
奏いているとへっぽこなりにすごく楽しくて、
(自分のアラがわかってないからかも。へっぽこって幸せ。)
今までなんだかあっという間でした。

石の上にも三年といいます。
仕事があるので必ず毎日というのは大変だろうけれど、
少しずつでも奏いていきたいです。


◇思ったこと (断片的に)

確立されたヴァイオリンのメトード、というのはまだ無いのです。
(ヴィオラはなおさら・・・)
クロイツェルのエチュードも注釈したひとによって指使いはばらばら。
だから逆に、これでなくちゃいけない、というのも無いわけ。
良い音、良い演奏ができればなんでもあり、みたいな・・・


b0014893_1142583.jpg楽器の演奏はある程度はメカニカルな問題のはずなのだけれど

自分のものなのに自分の身体のことがぜんぜん分ってない

思い通りに動かすのは実はたいそう難しいことなのだ、と知りました。

言葉は・・・そういうことを伝えるようには出来てないようで・・・適確な言葉を見つけること、それを聞いて理解すること・・・とてももどかしい思いです。

それでも、先生の注意を思い出し思い出し、ありったけの想像力や集中力をかき集めて

出来たらそれはそれはうれしくて

翌日になったらまた出来なくて

そんなことの繰り返しです。



           :: 続けてこられたことに感謝 ::




今思うと、ピアノを弾くのはオペレーションに似ていました。
何かのシステムを操作している気分・・・。(の程度のレベルだったということですが)
そして、システムの管理はまた別なひと(調律師)がするのです。

ヴィオラは仕組みはごく単純だし、メンテナンスも基本的には自分でするし、
何より楽器と自分が密着していて、
それでこちらの方が楽器に合わせなくてはいけないところがあって
それはそれで大変なのだけれど、
全部ひっくるめて自分の一部みたいな気がして、
それがたいそう気に入っています。
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by muraom | 2005-04-03 11:35 | びおらのおと
びおらだけが知っている
週末、岐阜の伯母の家に行って、日曜日の今日帰って来てみたら、
びおらの音が違っていました。。

どこがいけないんだろう。
構えとか右手の角度とかいろいろチェックしながらゆっくりスケール奏いていたら、
すこぉし良くなった・・・つもり。(笑)

疲れているのさ、と楽器が言ったかもしれません。
早く休んで明日また奏いてごらん。

思えばいろいろなことをびおらと話してきたような。。
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by muraom | 2005-03-27 23:02 | びおらのおと
音楽話(かなぁこれでも)
きのうはほんとうにひさびさの合奏練習でした。
その中身のほうは追々書かせてもらうとして、
とにかく話が面白くて楽しくて、時の経つのを忘れるほどでした。

一番面白かったのは、女性指揮者のこと。
なぜ女性の指揮者は少ないのか、というマジメな話もあったのですけれど、
そもそも最初の店のウエイトレスが完全なアニメ声で、軽く驚いたついでに
「ああいうキャラ声で指揮されたらどない?」という話になって。

「そこはもっとフォルテッシモでね♪」 (しずかちゃんの声で)

「いや、アリでしょ」という意見でしたがb0014893_22501079.jpg
どんなもんかなぁ実際は。
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by muraom | 2005-03-21 22:51 | びおらのおと
宝物がまたひとつ
ブランデンブルグ協奏曲の楽譜を手に入れました。前々から欲しかったのを今までガマンして、ようやく、ひょっとしたらもうそろそろ手が届くかな、届いたらいいなぁと思って注文したら在庫切れ、で今まで待ちに待っていたのです。ほんとうにやっとの思いで念願かなって、すごくうれしいです。

大事に持ち帰っていそいそと楽器を出し、調弦もそこそこに奏き出したら・・・
あぁしあわせ。

Kayserも嫌いじゃないけど、これほどの有名な曲、CDにもなっている曲を自分で奏くっていうのはやっぱり感激格別です。

へっぽこだけど・・・指も回らないし、音もいまいちだけど、それだから、もっとうまく奏けるようになりたいから、頑張れそうです。

12/8拍子の第三楽章は朗らかな弾むようなリズムで、二梃のヴィオラが軽くスキップしながらじゃれあっているような雰囲気で大好きな曲。一番とっつきやすいかなと思ってこの楽章からはじめたのですが現状はとりあえずこんな感じ。

b0014893_1802714.jpg田舎のおばさんのダンスです。。。(汗)

あっ、正確には違いました。
へっぽこは自分ひとりなので、
おばさんはひとりですね。(笑)
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by muraom | 2005-03-18 01:19 | びおらのおと
呑気でお人好しでちょっとお軽いけれど              とても誠実なびおら奏きのお話
「ヴィオラ弾きのダニーロフ」読了しました。

実は最初の数十ページ読んだころに、そういえばちゃんとした文学作品を読むのはひさしぶり、もう何年ぶりかぐらいだということに気が付いて、おっかなびっくり読んでいた感があります。。。

というのも、最近読んだ本といえば、「ローマ皇帝伝」(古典それもコテコテのコテン好き)と「スペイン民話集」さもなくば「○○殺人事件」そんなのばかり・・・自分の読書力が弱っているのを感じて、さらに現代文学は「エレンディラ」を読んだきりで、おまけにロシアの現代文学は初めて。

いやちょっと題名につられてとんでもない分不相応なものに手を出しちゃったぞ、と思いつつ、どうやら最後までたどり着いたような格好です。

とはいえ、読むのはけっこう楽しく、ページ数はさほど苦にならなかった・・・って矛盾していますか?たぶん、上っ面しか読めてないでしょうけれど、それはそれで面白かったのです。(本音は意地もあるかな?23%くらい。込み入って来たときに丁度自分の気持ちが乗ってないと・・・とにかくまどろっこしくて、そういうときは、えぃ負けてたまるかと読んでいました。まるでテキスト読んでいるみたいに。アホです。)

何よりやはり、主人公がヴィオラ弾きだったこと、これにつきます。ダニーロフの思いや悩みがとてもよく分るような気がして・・・舞台がロシアという馴染みのない世界なので、そっくり感情移入というのは難しかったけれど(ただ、プロコフィエフの「火の天使」やストラヴィンスキーは、モスクワでもあまり上演されない(難しくて)というくだりには思わずニヤリ。)、ダニーロフについては共感する部分が多かったように思います。ダニーロフとヴィオラは不可分の関係。なので、そういうのもヴィオラ弾きの共感から生まれたのだとしたら、世のヴィオラ弾き必読の書かも。

もっとよく読み込めたら、たとえば暗喩されているものとかがわかったら、もっともっと面白いのでしょうけど。そうしたらきっとこの本買うのだけど。コンテクストを見失わないようにするのに精一杯で・・・だめだめだなぁ。

でも、ダニーロフのことは深く心に残っているので、ひょっとしたらいつか、また会いたくなったとき、今度は借りずに買ってしまうかもしれません。

いやでも、そのときまだ売っているかが・・・なにせヴィオラですから。orz
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by muraom | 2005-03-07 23:51 | びおらのおと
びおらが歌うロマンティックな歌
b0014893_0562551.jpgインターネットのおかげでCDの情報が容易に手に入れられるようになって、音楽雑誌を滅多に読まない自分でも、聴きたいCDを探り当てては注文できるようになりました。どうも輸入盤が多くなります。ヴィオラ曲ばかり狙うせいなのかな?ヴィオラで国内盤というと、今井信子さん関係以外はユーリ・バシュメットさんのがちょいちょい、程度なので、どうしてもそうなります。

今聴いているブルッフの「クラリネットとヴィオラのための作品集」は、中身は輸入盤、そこに日本語の解説が一枚入っていて、ジャケット裏表紙にも一枚かぶせてあるスタイル。こういうのは何て言うんだろう?あまりよく知らないアーティストだったりすると、日本語解説が入っていると実際助かります。

ブルッフはヴァイオリン協奏曲が突出して有名で、「スコットランド幻想曲」「コル・ニドライ」が続きますが、それほどよく聴く作曲家ではありませんでした。旋律がとても美しくて、うっとり・・・って、実はそういうのニガテなんです。なぁんだ、甘ったるいだけじゃないか、なんてね。へそ曲がりです。(汗)

このCDはジェラール・コセさんのヴィオラが聴いてみたくて購入しました。フランスやベルギーのヴァイオリン奏法は、例えばドイツのそれとはぜんぜん違うので、それならヴィオラはどうかなと思ったのです。

初めて聴く曲ばかりでした。うーん、やっぱり空気が甘いなぁ。。。
でも、そんなに悪くないかな。

悪くないどころか、自分で奏くと(奏けたら、ですが)ハマリそうな感じ。旋律がたゆとうように流れて・・・ヴィオラってやっぱり旋律楽器だ、目一杯歌っているヴィオラってすごくいい!(と書くといつもは歌ってないみたいですが・・・歌ってないですねぇorz)

コセさんのヴィオラは、とってもソフトな豊かな音色で、聴いていてそれはそれは気持ちがいいです。ふわふわのソファに揺られているみたい。まぁ、そういう曲だからかもしれない・・・もっと他のCDも聴いてみたいです。

クラリネットはポール・メイエさん。協奏曲のほか、「クラリネット、ヴィオラとピアノのための8つの小品」もコセさんとこの方です。この小品集がとってもいいのです。解説の受け売りですけど、ブラームス風の曲あり、メンデルスゾーン風の曲ありで、ヴァラエティに富んでいて、しかもどの曲もチャーミングで・・・。ぱっと聴いて、協奏曲よりこちらの方が自分は気に入りました。

ブルッフって今まで思い違いをしていたかも。このCDのおかげで、思い違いをしたままにならずに済んでよかったです。

(Bruch Concerto for Clarinet, Viola & Orchestra/
    Gérard Caussé、Paul Meyer/Lyon Opera Orchestra/
                                     Kent Nagano/apex)
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by muraom | 2005-03-06 01:08 | びおらのおと

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