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ようやく新しい生活に慣れて来たかな、というところです。少し時間が出来るとびおらを奏きます。もう少し時間があると絵やブログに回せるのですけど・・・なんとかならんかなぁ。 by 村尾 素
びおらのCD
Max Bruch Rainer Moog Hertmut Rohde Lawrence Power Brandenburg Concertos Hoffmeister viola全曲集 ViolaBouquet by 今井信子 |
そういえば先々週の日曜日でしたか、教育TVでイヴリー・ギトリスのリサイタルが放送されていました。何年か前の来日時の模様でしたが、ご覧になりましたか?
無伴奏のバッハとバルトークのソナタが中心の渋いプログラムのためでしょう、カメラから見えるところにかなり空席があって、そのせいか、ステージに出て来たギトリスがちょっと不満気な顔をしたようにも見えました。しかし演奏は凄かった。あの席にいたかったです。あんなにしなやかなバルトークの2番を聴いたのははじめてです。もっと荒々しい演奏の記憶しかありませんでしたから。 数日後、意外な空席のことを先生に申し上げたら、「それはね、顔がね・・・」とおっしゃられたのでこれまた意外でびっくり。どうやら眉目秀麗な演奏家が売れる時代のようです。ほぇぇ。しかしまぁ道理で。というのは、先日来コーガンのあの厳しい音が聴きたくてCDを探しているのですが、行きつけの店にはお目当ての曲(パガニーニの協奏曲)はおろか、ただの一枚も見つからない有様。そういえばギトリスの名前も見当たらなかったような。。。寂しいぃ。 見目がよい演奏家がもてはやされるのは全然かまわないのですけれど、自分の気に入りはどうもことごとくそれとは真っ向逆流のようで。。。仕方がないので、中古盤を漁るかさもなくば、どこかのレーベルが評論家と結託してリマスター盤をじゃんじゃか出すのを待つとしましょうか。(ヤケ笑)それにしてもコーガン、そんなに評価低いのでしょうか?素晴らしい名手と思うのですが・・・時流とは実に厄介なシロモノですねぇ。
by muraom
| 2004-11-11 22:43
| 音楽雑記
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