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ようやく新しい生活に慣れて来たかな、というところです。少し時間が出来るとびおらを奏きます。もう少し時間があると絵やブログに回せるのですけど・・・なんとかならんかなぁ。  by 村尾 素

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びおらのCD
傍目八目
おのれの書いたブログを読んで、またもやがっくり。

   「~という感じです」
   「~に近い感じです」
   「~な感じがします」

こんなに短い文章なのに同じ言い回しが三回も。
何かヒンコンが滲み出ていますよね。。。(汗)

小学校時代が蘇ります。作文、苦手だったなぁ。原稿用紙が埋まらなくて、時間が経つ
のが妙に遅くて。「何でも好きなように書いてよい」って、それ今言ってもらえたらな。
確か「同じ語の反復は避けましょう」というテーマもありましたっけ。
先生、せっかくの教え全然身についていないようです。申し訳なし。

たぶん他のブログも同じでしょうが、ここにもプレビュー機能がついています。
自分も必ずプレビューで確認してから、書き込んでいます。でも、誤字・脱字の
チェックが精一杯。文章まではとてもとても。そして誤字ですら、よく見落します。
自分の書いたものってなかなか分らんもんです。そんなのが翌日見るとパッと分ったり。
たぶん一日経って他人の眼になれるからでしょうね。
(実はそうやって後からコソコソ直していたりします。)

傍目八目(おかめはちもく)はもともと囲碁用語。ハタで見ている方が打つよりも八目
強い、という意味です。自分も碁を打ちますが、実感としては八目どころじゃない、
もっと違います。しかも例外が少ない。言うことはイッパシなのに打つとからっきし、
というのはむしろザラです。それなので、「傍目八目」には「ひとの碁をあれこれ言うな」
「慎め」という意味合いも込められています。そして(ここが肝心)強い人ほど
ハタ目と自分の目の落差少なく、ひとの碁をとやかく言うこともないのです。

文章や囲碁に限らず、楽器も何でもきっと同じ。ただ音は文章や何かと違って消えてしまう、
瞬間瞬間のことなので、そこがまたちょっと難しそうですけれど、とにかく、そういう姿勢は
いつも忘れないでいようと思います。いつも自分を他人の眼で見ることが出来て、
しかもそれで嫌にならずに地道に切磋琢磨できる人、そういう人になりたいです。

ときどき思い出すのですがよく忘れるので、ここに書いておくことにしました。
by muraom | 2004-10-06 20:31
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