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ようやく新しい生活に慣れて来たかな、というところです。少し時間が出来るとびおらを奏きます。もう少し時間があると絵やブログに回せるのですけど・・・なんとかならんかなぁ。  by 村尾 素

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びおらのCD
宝物がひとつ増えました
宝物がひとつ増えました_b0014893_1635277.jpg愛してやまない「サロメ」。
とうとうスコアを買ってしまいました。
Fürstner版です。(絵をクリックすると拡大します。)

いままでスコアというとミニスコアしか知らなかったので、B5よりもひと回り大きいこのスコアは手にずしりと来て、いかにも「スコア」という感じがします。

実物を見ずに取り寄せて、手に取った瞬間、大のお気に入りのビアズリーの表紙を見て思わず心の中で「うむ、これでなくては」と呟いたのでした。(笑)

実はDoverという安価な版もあること、注文してから知りました。三倍ほどもの価格差です。それでも、大好きな作品のせいか、それほど口惜しくありません。(笑)実際にはカードで貯めたポイントの値引き分、少し安くすみました。しかしどうも楽譜の値段って分りづらいです。版権とかいろいろあるのでしょうけれど。

さて中を開いて、まず目に止まったのはその編成。
書き出してみます。長くなります。
ピッコロ                 ホルン ×6
フルート ×3             トランペット ×4
オーボエ ×2             トロンボーン ×4
イングリッシュホルン         バステューバ
ヘッケルフォン           
クラリネット E♭
クラリネット B♭×2
クラリネット A
バスクラリネット B♭
ファゴット ×3
コントラファゴット

ティンパニ
小ティンパニ
パーカッション 6-7
  グロッケンシュピール、タムタム、シンバル、バスドラム、
  サイドドラム、タンバリン、トライアングル、シロフォン、カスタネット

ハープ ×2
セレスタ

1st ヴァイオリン ×16
2nd ヴァイオリン ×16
ヴィオラ ×10-12
チェロ ×10
コントラバス ×8

ステージバンド
  ハルモニウム、オルガン

こういうのは何管編成っていうのかな。クラリネットが4人に、ホルンが6人・・・すし詰めに並んでいる光景が思わず目に浮かんで、独りにやにや。そういえば近~現代の作品にはこういった大編成のもの、けっこう見かけます。楽器がとりどりなのも。アマチュアオーケストラには、人数・楽器を揃えることといい、広いステージを用意することといい、いかにもつらそうです。

それにしても・・・
「ヴィオラ ×10-12」って?どうして人数にハバがあるの?

パーカッションは、ちょっと大変だけど6人でもできまっせ、という意味に違いないので納得できるし、弦の場合、往々にして幅があるのも知っているけれど、それでも、どうしてヴィオラだけなんだろ。まるで「いてもいなくてもどうでもよろし。テキトウにやってぇな。」と言われているようで、ぜんぜん納得できないぞ!

と、のっけからちと憤慨したところで、肝心のスコアについてはまたそのうち。
by muraom | 2005-02-23 16:34 | 音楽雑記
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